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2006年5月19日 (金)

ルツェルン近郊の公園

Parknearluzern  ルツェルンは、標高436m、屋根のかかった木橋、「カペル・ブリッジ」がシンボルの中世都市。町の建設は1178年といわれ、スイス誓約同盟には3原州につづいて、第4番目の州として1332年に加盟。付近には、スイス建国とウィリアムテルに関わる伝説が沢山残っている。

 この絵も「インスラ・ドゥルカマラ」と同様、新聞紙の上に描かれてあるが、画面の大きさは半分ほどだ。クレーは公園の散策が好きで、公園を描いた作品も多い。噴水や樹木、それらをゆるやかに縫う径などが徹底して記号化されているのに、決して生気を失っていない。私たちは、径をクレーと一緒に歩き、途中の水飲み場で休んだり、樹の匂いをかいだりすることができる。写実的描写が主に印象として記憶されるのとは違い、パステル調の色彩で囲まれた簡潔な線は、そのままの映像として定着し、公園を散策した楽しさを思い出させてくれる。

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