2009/01/14

「We Will Not Go Down」(わたし達は負けはしない) 字幕つき動画 → ぜひ広めてください!

 以前ご紹介した、マイケル・ハート(前回は最初「マイケル・ハーツ」とご案内しましたが訂正します)の歌"We will not go down"

 http://hope.way-nifty.com/a_little_hope/2009/01/post-a200.html

の反響が広がっています。

 知人の笠井一朗さんが、日本語と英語の字幕つきのビデオクリップを作成してくださいました!

 ↓ ↓ 下記URLをクリック! ↓ ↓

 http://www.geocities.jp/IraqNewsJapan/avi/WeWillNotGoDownForGazaXviD12.avi

 私は、見ていて涙が止まりませんでした。

 マイケルさんの了解を取っておりませんが、マイケルさんの趣旨と事態の緊急性を考え、このビデオクリップをぜひ普及したいと思います。どうか、あなたの力を貸してください。

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【追記】マイケルさんのサイトを見ると、この曲は自由に配布していいそうです!そのかわり、UNRWAなどしかるべきところに寄付するなどガザを支援してほしいとのことです。

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 学習会の冒頭などで見ていただいても意味があると思います。ガザで起きていることが、自分たちとは関係ない遠い世界のこと、あるいは、情勢が不安定な地域では避けられない対価のように考えている多くの人に、まず、このビデオを見てもらってください。

 ただし、このビデオは、DivXという形式で圧縮されています。これは、Windowsで近年普及した長編動画用の圧縮形式で、CD1枚に約120分の動画をかなりの画質で保存可能です。ただしストリーミングには現在対応していません。

 もし、上記URLをクリックしても、あなたのパソコンのプレイヤー(WindowsならMedia Player等)で音声しか再生されない場合は、DivXに対応するCodecがインストールされていないためです。

 動画に対応する手っ取り早い方法は、フリー・アプリケーション"DivX7 for Windows"を、以下の日本語サイトからダウンロードすることです。私もこのアプリケーションで再生しています。

 http://www.divx.com/ja/products/software/windows/divx

 インストール後、上記URLをクリックすると、Media Player等で動画の再生がスタートするはずです。画像に説明は不要と思われますが、白燐弾の爆発と思われるものも含まれています。

 Macの場合、QuickTimeにプラグインを追加することになるようですが、詳細は知識がありませんので、下記ページなどをご参照ください。

 http://ascii.jp/elem/000/000/033/33324/

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2009/01/11

燃料はあと2日しか持たない、燃料が切れれば子ども達は死ぬ

 ガザの状況はどこまで悪化したらとまるのか、先が見えないような状態です。

 イスラエルの公開虐殺とも言える行為を、世界中の人が見ています。
 それなのに、何故止められないのか。

 記事を探して訳すたび、涙が溢れてきます。

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■医療従事者は警告する、電気が止まれば子ども達は死ぬ
【Medics warn of Gaza child deaths as hospitals run out of electricity】
(By Victoria Ward In Jerusalem, MIRROR.CO.UK.NEWS, 10/Jan./2009)
http://tinyurl.com/9fazza
(上記URLは、TINYURLを使った短縮版)

 医療従事者は昨夜、ガザの病院が電気を使い果たせば、幼児は死んでしまうと警告した。

 パレスチナの帯状の広範囲の地域が、イスラエルの爆撃によって電力がないままになっている。

 病院関係者は、予備の発電機を動かすのに必要な燃料が不足していると警告している。

 ガザ市のナサ病院の関係者は、とりわけ、集中治療で生きるため闘っている幼児の運命について心配している。

 一人の医師は言う。「燃料はあと2日しか持たない」

 燃料を使い果たせば、少なくとも6人の子ども達が数日中に死んでしまう。

 砲撃が続いているため、治療が必要な多くのパレスチナ人は脅えて病院に向かおうとせず、ほとんど手遅れになってしまう。

 ナサ病院の医師は付け加えた。「人々は、赤ん坊が危篤になってからでないとわたし達のところへ連れてこない」

「4日前、生後11か月の乳児が髄膜性敗血症(meningococcal septicaemia)で運び込まれた。症状が進んでいて、3時間後に亡くなった」

「妊婦は必要な気遣いを受けていない」ガザ最大の病院アル・シファ病院の彼の同僚の一人は言った。彼は、英国のボランティア団体「セイブ・ザ・チルドレン」に語った。「妊娠している女性が病院に通えない。そうすれば胎児は死んでしまう。誰にでも分かるはずだ」

 ガザの病院には2000床以上のベッドがあるが、負傷者は3100人を超えている。しかも、140台の救急車の半分は使い物にならない。

 さらに、イスラエルが民間人110人を避難所に包囲して砲撃したと国連が昨日(【訳註】1月9日のこと)抗議した通り、集中的な砲撃があり、30人が殺された。

 国連人道問題調整事務所(OCHA)は、ガザ市の東南ザイトゥンで起きた事件を、「最も重大な」事件と言及した。

 いくつかの証言によれば、1月4日、イスラエルの歩兵はザイトゥンのひとつの住居に約110人のパレスチナ人を避難させ、中でじっとしているように警告した。その半分は子どもだった。そして、「24時間後、イスラエル軍はその家に繰り返し砲弾を浴びせ、約30人を殺害した」

 生き延びた人たちは1マイルもさ迷ってやっと病院を見つけてたどり着いた。その後3人の子どもが死んだ。イスラエルはこの事実を否認している。

 昨日も、イスラエルとハマスは国連の停戦決議を無視し、戦闘の手を緩めることはなかった。

 イスラエルの1回の攻撃で5階建ての建物が崩壊し、一人の乳児を含む7人が殺された。

 イスラエルによると、ハマスは30回のロケット攻撃をしたと言う。

 パレスチナ人の中には、家族全滅を避けるために。子どもを親と離れた別の隠れ家に避難させている者もいる。

 4歳の子どもの父親Abdel Karim Ashour(51歳)氏は「多くの家族が同じようなことをしている。最悪でも家族全員が殺されないように、できることはこれくらいしかない」と語った。

 パレスチナ人の犠牲者が770人、イスラエル人の犠牲者が14人に上り、状況は一層悪化していると、救援従事者は述べた。「セイブ・ザ・チルドレン」のSalwa Tibi(43歳)氏は「父の家の近くにあるモスクが爆撃され、2人の子どもが殺された。近所の2人も殺されたのに、墓をつくってやることもできない」と語った。

 爆撃は続いている。

 Elena Qleinbo(49歳)は加えた。「恐ろしい。5万人以上が避難を余儀なくされている。救援に着たわたし達でさえ、どうしていいか分からない」

 昨日、エジプトとヨルダンで、イスラエルに抗議するデモが暴徒化したそうだ。

(仮訳どすのメッキー 11/Jan./2009)
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2009/01/10

イスラエルの侵攻は、トーラーのあらゆる教えに反している

 国連安保理の決議を無視する形でイスラエル軍はさらにガザ中心部へ侵攻を続け、パレスチナ人の死者は800人に上るとの報道もあります。しかし、ザイトゥンで新たに見つかった犠牲者などを考えれば、現在分かっている犠牲者の数は氷山の一角でしょう。

 アウシュヴィッツ平和博物館が、9日、ガザへの攻撃の即時停止と和解を求める抗議文をオルメルト首相宛に送りました。

 同博物館は、福島県白河市で、ポーランドのオウシエンティム(「アウシュヴィッツ」はドイツ語の読み方)博物館の協力を得て、「アウシュヴィッツ」の事実はもとより日本の戦争犯罪の事実継承等の活動を通じ、平和推進活動を行っています。

 オルメルト首相への抗議文にある「アウシュヴィッツ最大の犠牲者の子孫が、今や圧倒的に優位な武力によって、明らかに弱体である隣人の命を奪い続けていることを、アウシュヴィッツで亡くなった方々はどう思われるでしょうか?」は、多くの方が持たれる疑問だと思います。オウシエンティムを一度だけ訪れた経験のあるわたしにとっても、理屈では納得できない部分です。、

 ただし、ここで、わたし達が誤解してならないのは、ユダヤ人、イコール、シオニストではない、ということです。今も、多くのユダヤ人が、ユダヤの教えにのっとった真摯な抗議を続けています。世界を、パレスチナ人対ユダヤ人と言う図式に当てはめて考えてはならないのです。

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■ユダヤ人は、イスラエルのガザ侵入に抗議する
【Jews protest against Israeli invasion of Gaza】
http://www.interfaith.org/2009/01/08/jews-protest-israeli-invasion-of-gaza/
(8/Jan./2009 by David Masters Interfaith Online)

 世界中のユダヤ人は、すでに650人以上のパレスチナ人の命が奪われたイスラエルのガザ地区攻撃に抗議しています。

 アメリカの主要メディアに無視された、この見えない抗議は、シオニズムやシオニストによるパレスチナの抑圧、そして場合によってはイスラエル建国に反対するアメリカ、イギリス、そしてイスラエルの人々の中で、決して少なくない規模に見えます。

 正統派(Orthdox judarism)のユダヤ人によると、シオニズム(ガザへのシオニストの侵入)は、ユダヤ教の聖典トーラーに書かれたユダヤ教のあらゆる原則に反します。

 正統派のウェブサイト
"JewsAgainstZionism.com"(http://www.jewsagainstzionism.com/
は、こう説明しています。「シオニズムは、ユダヤ教の教えとその戒律を空しい愛国心と武力にすり替えるためにつくられたものです」

 「ユダヤ人は、神によってのみ救済されるものであり、そのとき世界中に平和がもたらされる、とわたし達は信じます」

 「シオニスト達は、自らが手にした力、物理的で人工的な力だけを信じているのです」
 エルサレムでは、何十人もの厳格な正統派のユダヤ人達が「シオニストのテロリストによるガザの虐殺を止めよ」と書いたプラカードを読み上げながら、今日も立っています。

 彼らは、伝統的な黒いガウンと帽子を着て並んで抗議しながら、イディシュ語で「助けて(Geveld!)」と叫びました。

(仮訳どすのメッキー 10/Jan./2009)
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 ユダヤ教について、わたしは多くを語ることができませんが、大好きな作家アイザック・バシェビス・シンガーの作品の基調となっている、わたし達から見ると一種異質な、それでいて魅力的な世界観と、今イスラエルが行っている行為が、まったく結びつきませんでした。

 ポーランドで幼少時代を過ごしたシンガーは、アメリカに移住してから作品を書き始めましたが、原文はすべてイディシュで書かれています。彼は後のノーベル文学賞を受賞し、世界中で作品が読まれるようになりましたが、イディシュ語で書くスタイルは、終生変わりませんでした。イディシュは、11世紀ごろから東ヨーロッパに住むユダヤ人だけが使い始めた特別な言語で、独特なヘブライ文字で記述されます。その言葉を使う人々のほとんどは、第二次大戦中亡くなりました。

 エルサレムで抗議するユダヤ人がイディシュを使うのは、とても重い意味があります。それは、彼ら自身の言葉で、同じユダヤの同胞であるイスラエル人ひとりひとりの心を動かしたい、と真剣に願っているからではないでしょうか。

 わたし達も目の前のひとりの心を動かすことができなければ、状況を変えることはできません。わたし達の抗議の言葉が、それだけの重みを持っているか、不特定多数に呼びかけるだけで満足していないか、反省すべきかもしれません。

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