カーター元米国大統領、ガザの暴力即時停止を訴え
中東和平に実績のある、ジミー・カーター元米国大統領が、彼が設立した人道支援団体カーター・センター
http://www.cartercenter.org/homepage.html
を通じて、ガザ地区の暴力を即時停止するよう声明を発表しています。
大統領在任中の政策には疑問もありますが、退任後のカーター氏の役割は評価できると思います。ノーベル平和賞を受賞した際、私が彼に、ブッシュのイラク攻撃を止めて欲しい由メールを送ったところ、即座に(自動返信でない)誠実な返事をくれました。
今回の声明は短いですが、問題点と、とるべき姿勢を端的、かつ妥協なく訴えています。
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■速報:カーター・センターはガザ地区の暴力の即時停止を求める
【FOR IMMIDEATE RELEASE:Carter Center Urges Immediate End to Violence in Gaza】
http://www.cartercenter.org/news/pr/gaza123108.html
(31/12/2008 Carter Center)
カーター・センターはガザ地区とその周囲での暴力を即時停止するよい訴えます。 イスラエル政府は人口密度が高いガザの民間人を危険にさらす作戦をやめなければなりません。そして、ガザの事実上の主権者はロケット攻撃をやめなければなりません。
カーター・センターは、ガザ地区とその周囲でエスカレートする暴力を深く憂慮し、その結果、何百人もの命が失われていることを悼みます。国連によれば、98人以上の民間人と42人の子どもを含む少なくとも390人のパレスチナ人と、4人のイスラエル民間人が亡くなりました。
国際社会は、あらゆる暴力の即時停止、そして持続可能な停戦を緊急に模索する動きに取り組まなくてなりません。イスラエル政府が市民を守る権利を認めたとしても、現在行っている作戦は均衡を欠いており、この地域の平和を作る努力に有害です。
最近の事件は、過去18か月にわたる封鎖で人道支援が壊滅的な影響を受けたガザ地区のパレスチナの民間人がずっと強いられてきた苦しみを更に深刻にするものです。
人口密集地域に対するイスラエルの空爆と、たとえばガザのイスラム大学への攻撃などインフラの破壊は、パレスチナの人々に潜在する急進主義にますます拍車をかけ、長期的にはイスラエルの安全保障も損なっているのです。
(仮訳 どすのメッキー 3/Jan./2009)
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カーター氏は、ロケット弾攻撃も公平に停止を求めながら、イスラエルの攻撃は、ロケット弾攻撃の防衛としては明らかに過剰であること、インフラを狙うなど人道法にも反していること、そしてこの姿勢が長期的にはイスラエル自身の安全も損なうことを主張しています。多くの指導者が一致点を得られる内容だし、(ラムゼイ・クラーク氏と違って英語も読みやすいし…)そうしなければならないと思います。
今回のガザ攻撃で、私は、イラク攻撃前、13歳の少女シャーロッテ・アルデブロンが、メイン州の平和集会で話した内容を思い出しました。ここで嘆かれていることが、まさにその後イラクで起き、今ガザで起こっているのです。
彼女の訴えは少しも古くなっていません。今一度読み返してみてください。↓
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