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2008/12/29

イスラエルの即時攻撃停止ガザへの連帯を

 現在、イスラエル軍は、ガザ地区に史上最大規模の空爆を行っており、既に少なくとも300人を超える犠牲者が報じられています。パレスチナ側のハマスは、徹底抗戦を呼びかけていますが、イスラエルはハマスがミサイル攻撃をやめない限り、攻撃を続け、地上軍の侵攻も準備されています。

 これに対し、国際社会の動きはまだ鈍く、その間にも子どもを含む多くの民間人の生命が奪われています。現在の問題は、停戦後の経緯だけでなく、それまで18ヶ月にわたって、食糧やライフラインを封鎖してきたイスラエル、それを経済的にも政治的にも支援してきた米国の非人道的行為を捨象して論じることは許されないと思います。

 一方、ハマスにも、今の事態を収拾する能力を期待することはできないように思われます。一刻も早く、国際的な調停が進められなければなりません。

 しかし、年末で日本人の多くもニュース自体見ている余裕のない時期で、しかも鬼畜にももとる労働者切捨て問題が深刻な中、この虐殺にじゅうぶんな関心が払われないことを憂慮しています。

 この問題に対して、簡潔に視点ととるべき行動をまとめた文章のひとつとして、28日にIACが発表した声明をご紹介します。(転送、転載歓迎)

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【Solidarity with Heroic Gaza】
(International Action Center,8:18pm,27/12/2008)
 http://www.iacenter.org/palestine/gaza_iacstatmnt122708/

 インターナショナル・アクション・センターは、米国に後押しされて、イスラエルがガザ地区に壊滅的な爆撃を加え、200人を殺害しなお300人に重傷を負わせた犯罪を非難します。わたし達は、米国の進歩的な運動、反戦運動、そして労働運動にこの怒りを共有し、今米国と共謀して行っているイスラエルの戦争犯罪への抗議を国際的に広めるよう呼びかけます。わたし達は、イスラエルとその支持者に対し、いかなる酌量も認めません。

 保守的シオニスト政権は、傲慢にも、最初からガザ地区の追い詰められた民間人を攻撃する意図を明らかにしていました。イスラエルのあらゆる深刻な行動と同様、今回の攻撃も米国のゴーサインの下、米国の兵器と諜報機関を利用して行われました。

 さらに傲慢なことには、イスラエルの国防相エフド・バラクは、「作戦は今後も継続し、必要な限り強化されるだろう」と既に語り、大量虐殺も辞さないことを表明しています。(27日AFP)イスラエルは、子ども達を含むできるだけ多くの民間人を殺傷する悪意を顕わに、人口の密集した地域を狙い、学校が終わるのに合せて攻撃を始めました。

 イスラエルの封鎖下で、ガザの人々は1年以上にわたり、食糧や電力の欠乏と、破損した不充分な医療システムの下で生き延びることを強いられてきました。この封鎖は、人道に反する犯罪として国際的な批判を浴びました。しかし、イスラエルはこの殺人行為を、西ヨーロッパと米国の強力な同盟国からの抗議無しに推し進めてきました。そしてガザ地区のパレスチナ人は、米国とイスラエルの戦争犯罪同盟が死に物狂いで壊そうとしている新たな例を世界に提供しながら、18ヶ月以上も封鎖に直面し続けました。

 爆撃はもちろん、封鎖自体もイスラエルと米国の戦争犯罪です。1年間で米国から10億ドルもの援助をもらって、ガザ地区に住む150万人のパレスチナ人を爆撃し、送電を断ち切り、住む家から追い出しました。一方、国内に目を転じれば、同じ米国政府は銀行をたき付けて労働者から家を奪い、資本家には何百人もの労働者を一時解雇させて1千万人もの暮らしを、病魔の様な貯蓄破壊の不安にさらしています。もしその危機がもう過去のものでないならば。

 わたし達は、ガザ地区のパレスチナ人に対する米国とイスラエルの大量虐殺を決して認める訳にはいきません。わたし達は、中東にワシントンの前哨を築こうとする米国とイスラエルの帝国主義とたたかうパレスチナの人々と連帯するために立ちあがります。

 わたし達は、米国がイスラエルへの支援を打ち切って、そのかわり、パレスチナ人への補償と、米国労働者が家に戻り、仕事を見つけ、健康を維持し、教育をうける権利を保証するために、お金を使うよう、要求します。

 既に、アンマン、ダマスカス、カイロ、ヨルダン川西岸地区市、およびイスラエルの1967年の国境(【訳註】イスラエルが、ゴラン高原、東エルサレムとヨルダン川西岸全域を奪い取った第3次中東戦争以前の国境の意味か?)を含むアラブ世界の多くの町で抗議デモが行われました。ブリュッセル、マドリード他ヨーロッパの組織も、抗議を呼びかけました。米国内では、ニューヨークのロックフェラーセンターで28日の日曜日午後2時から、最初の行動が呼びかけられています。

 デモに参加する人々は訴えます。

 パレスチナを護れ!
 勇気あるガザに連帯を!
 パレスチナと連帯するため立ち上がれ!

 ガザの大量虐殺に抗議するため手を尽くそう!

(仮訳 どすのメッキー 29/12/2008)

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国内では、明日30日、イスラエル大使館への申し入れが予定されています。

※※※※※※※※※※※※ 転送歓迎 ※※※※※※※※※※※※

 12/30緊急NGO共同・イスラエル大使館前行動
-パレスチナ・ガザ地区への空爆に抗議する申し入れ-

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12月27日からイスラエルがガザ地区への大規模な空爆を行い、2日間で死者は287人、負傷者は700人に達しています。
今後もイスラエルは、大規模な軍事攻撃を予定していると報道されています。

150万人のガザ地区の人々は、これまでもイスラエルの封鎖によって、医療や食料、燃料の不足に苦しめられていました。今度はその人々の上に爆弾が落とされています。この人道的危機を前に、これまでパレスチナ問題に様々な形で関わってきたNGOが共同で、この軍事行動への抗議の意志を示す申し入れの行動を行います。皆さんもぜひこのアピールに加わってください。

■イスラエル大使館前で、死者のための追悼と軍事行動の即時中止を求めます。
■ガザ地区封鎖による人道危機に抗議し、
 物資の搬入と人道支援団体・ジャーナリストの自由な出入りを求めます。

日時:2008年12月30日(火) 午後4時~5時
場所:イスラエル大使館前(イスラエル大使館:千代田区二番町3)
     (最寄り駅:地下鉄・麹町駅  出口)
内容:軍事攻撃による市民の犠牲者のためのキャンドル・ライトなどによるサイレント抗議/呼びかけ団体からのアピール/要請文の読み上げと提出

【呼びかけ団体】
(社)アムネスティ・インターナショナル日本/(特活)アーユス仏教国際協力ネットワーク/(特活)日本国際ボランティアセンター(JVC)/パレスチナ子どものキャンペーン/ピースボート

イスラエル大使館 アクセス方法
http://tokyo.mfa.gov.il/mfm/web/main/document.asp?SubjectID=1040&MissionID=43&LanguageID=270&StatusID=0&DocumentID=-1
最寄駅
東京メトロ 有楽町線「麹町」駅下車 出口55番出口を出て左手すぐセブンイレブン横の信号に立ち、旧)日テレビルの方向を向き、旧)日テレビルとインドカレー屋『アジャンタ』の間の道を東に50m程直進して右手が大使館です。徒歩1分

東京メトロ 半蔵門線「半蔵門」駅下車 5番出口 徒歩10分
東京メトロ 丸ノ内線「四ツ谷」駅下車 徒歩11分
JR総武線 「市ケ谷」駅下車 徒歩10分

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