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2007/07/07

イラク駐留米軍、主権回復と政教分離求めるイラク自由会議幹部を暗殺

 以下、向井さんの呼びかけも含めすべて転送・転載歓迎です。

 米軍の直接の虐殺だけでなく、宗派対立の名の下にイラク人同士が殺しあうイラクの中で、徹底した非暴力の原則を貫いてたたかうレジスタンス組織があります。それが、イラク自由会議(IFC)です。

 http://www.ifcongress.com/English/index.htm

 2005年3月に設立されたIFCは、イラクの占領軍撤退と主権回復とともに、政教分離の民主的政府樹立を求める運動として、宗派対立が続くイラク国内で独自の輝きを放っています。子どもを一番の希望とするサミール・アディル議長は、イスラームの教えは子どもについて語らない、と指摘し、われわれはスンニ派、シーア派の前に、まず人間であるべきだと主張して、宗派を超えた国内の連帯にも成果を上げています。イラクの占領を終わらせるために、わたし達が連帯すべき相手は誰か、彼らの活動を知ることが答えを与えてくれるように思います。

 ところが、そのIFCの安全部隊の隊長をつとめていたアブド・アルフセイン・サダム氏が、7月4日未明、米軍とイラク国家警備隊に襲撃され、殺されるという事件が起きました。彼の娘も重傷を負ったとのことです。以下のIFC声明にもあるように、IFCの安全部隊が住民の信任を得ている地域では、米軍、宗派の民兵、家族による暴力がおさまり、住民の自治が進んでいたにもかかわらず、米軍特殊部隊はその安全部隊長の自宅を襲撃した上拉致し殺害しました。

 イラク国家警備隊が襲撃を支援していることからも分かるように、傀儡のマリキ首相は、政教分離と米軍即時撤退に努力するIFCを支援するどころか敵視し、同胞の殺害に手を貸しているのです。

 以下、アブド・アルフセイン・サダム氏の死亡が確認された7月6日にIFCが発表した声明を仮訳しました。

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【アブド・アルフセイン・サダム暗殺に対するイラク自由会議の声明】
Statement of Iraq Freedom Congress on the Assassination of Abdelhussein Saddam
http://www.ifcongress.com/English/News/2007/0707/ifc-abd-state.htm

 テロリストである米軍は、7月4日バグダードのAlattiba近郊で、イラク自由会議幹部のアブド・アルフセイン・サダムと彼の娘に発砲した後、彼を拉致しました。その2日後、彼の遺体はYarmouk病院の鑑識センターで発見されました。この犯罪行為を犯した米軍は、イラク国家警備隊の支援で特殊な軍用車を使う特殊部隊でした。

 アルフセイン・サダムは、1957年バスラの進歩的な家庭に生まれました。彼は1997年フセイン政権を厳しく批判した罪で情報局に逮捕され、2年間拘束されています。2006年11月、彼はイラク自由会議の隊列に加わり、2007年4月に安全部隊の隊長になりました。同じ年の6月には、イラク自由会議の中央議会の補助議員に選ばれました。

 彼のものおじしない度胸は多くの人の知るところでした。彼はバスラ、そしてバグダードの多くの地域で慕われる存在で、社会的影響力を持っていました。彼はまた、安全部隊のメンバーが実地訓練や演習を行うバグダードの多くの地域でその指導者でした。人々の安全や治安を掻き乱す宗派的なギャングを決して許さない勇気でも彼はよく知られていました。彼が安全部隊の指導者を努めていた期間を通して、彼の住んでいた地域だけでなく、安全部隊の活動していた地域で宗派対立による殺人は起こらなかったのです。

 安全と治安に関する例として、彼はAlaiwadeh近郊の状況を変えることができました。さらに、彼は多くの安全部隊隊員やイラク自由会議のメンバーとともに、「わたし達はスンニでもシーアでもない。わたし達はまず人間なのだ」というイラク自由会議のスローガンを発表しそれを広めました。しかし、それが占領軍と宗派的対立につけこむギャング達を怒らせてしまったのです。犯罪者米軍は、彼らがテロリストのギャング達となんら違いがないことを改めて証明し、その犯罪の記録に新たな例を付け加えました。米軍は、社会の富を盗むためだけにイラクにやって来たのです。

 これが、犯罪者が持ち込んだ民主主義の実態であり、彼らはイラクをその法律と宗派的なギャングの法律に支配されるジャングルに変えてしまおうとしています。そこでは、人間性を護るどんな旗も掲げることを許されず、したがって、イラク自由会議がその方針と決意を変えないと見るや、本部を襲撃し、メンバーを逮捕し、指導者の一人を暗殺することで打撃を与えようとしたのです。

 イラク自由会議は、わたし達がアルフセイン・サダムの誘拐に対する声明で喚起したように、テロリスト米軍が実行した犯罪行為に対し適切な対応をしていきます。

 米軍マフィアのアブド・アルフセイン・サダム暗殺は、イラク自由会議の決意をくじくことはできないでしょう。そして、それは、イラク社会からあらゆるテロリストを追放する努力を続ける新たな原動力となるでしょう。アルフセインを殺害しても、彼の精神、大きな夢、宗教的に自由で、人道主義が満たされ、占領や宗派的な暴力のないイラクを実現するための勇気は、自由を愛する人々の心の中に、ずっと生きつづけるでしょう。

 アルフセイン・サダムよいつまでも。
 占領とその同盟を打ち負かそう。
 イラク自由会議よいつまでも。

 イラク自由会議
 2007.7.6

(以上、仮訳byどすのメッキー)

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 安倍首相は、就任直後の昨年10月3日、すでにイラク攻撃の根拠はすべて崩れているにもかかわらず、イラク攻撃を支持した日本政府の選択は正しかったと強弁しました。

 イラクの地獄を現出させた米政府はもちろん、日本政府の行為にもわたし達が主体者として責任をとらせる努力なくして、日本国憲法の平和主義の実現はありえないと思います。

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